大学紹介

患者中心の全人的医療を実践する医師や医学者を育成

金沢大学の源流は、1862年に加賀藩が設置した種痘所である。150年以上の歴史を有する医学類は「医学に対する興味、幅広い教養、かな感性と人間性への深い洞察力を持つとともに、コミュニケーション能力を備え、患者中心の全人的医療ができる医師と医学者」の育成を目標としている。

6年間の教育の中で基本的な医学知識を学びながら、研究や診療の現場を積極的に体験し、人間性についての理解と共感を深めていく。1年次から参加できる「MRT（Medical Research Training）プログラム」は、生命の基本原理に迫る基礎医学研究者や、 病気のメカニズムの解明や新しい治療法を開拓する研究医養成に向けた取り組みの一つ。希望する学生が放課後や休暇期間を利用して各研究室での研究などに参加でき、学生の段階から医学研究の大切さや面白さを理解することで、次世代の研究者や医療人のリーダーとして活躍することが期待されている。