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よくある質問

第一志望校をどのように決めたらよいか

第一志望校は行きたい大学にするべきです。やはり、一年間のすべてをそこに集約していくわけですから、行きたくない大学だが手が届きそうなので、というような姿勢では全力を尽くすことは難しいと思います。

しっかりと考えて、行きたい大学を探し、そこを目指してください。結果として受験をあきらめることはあるかもしれませんが、最初から妥協してはいけません。

何校くらい受験するべきか

可能な限り多く受験するべきだと思います。偏差値が自分の実力からかけ離れたような大学はさすがに受験するべきではありませんが、中堅校であればできるだけたくさん受けたほうが良いと思います。

というのも、私立大学医学部の入学試験は倍率が高いため、合格ラインに多くのライバルが並ぶことになります。そのような状況では、試験問題がたまたま自分の不得意分野だった場合、自分より実力の低いライバルが合格して、自分が不合格になるという事があり得るのです。

実際、聖マリアンナ医科大学に不合格で日本大学に受かった受験生や、藤田保健衛生大学や兵庫医科大学など複数校に合格していながら帝京大学だけ不合格になった受験生もいます。

詳しくは「どのような組み合わせで受験するか迷ったら」をご覧ください。

推薦入学試験はどうするべきか

推薦入学試験は、評定平均値があるのであれば受験するべきです。指定校のような場合はなおさらです。理由は倍率が低いことに加えて学科試験が比較的平易なためです。

ただし、近畿大学を除いて専願ですので、合格したら入学しなくてはいけません。拒否することは許されません。

詳しくは「推薦入学試験」と「どのような組み合わせで受験するか迷ったら」をご覧ください。

センター利用入学試験は受験するべきか

センター利用入学試験には、センター試験さえ受験すれば複数校に同時に出願できる強みがあります。また、課される科目は数学・英語・理科2科目のみ、あるいはこれに現代文が課されるだけで、古文・漢文や社会を受験する必要がありません。

ボーダーラインは正規合格が約9割と発表されていますが、入学辞退者がかなり出るため、実際には8割5分~8分程度です。

詳しくは「センター利用入学試験」「どのような組み合わせで受験するか迷ったら」をご覧ください。

受験会場はどうしたらよいか

地方の私立大学医学部は複数の会場を設置していますから、様々な場所で受験可能ですが、基本的に移動が少なくて済むよう会場を選びましょう。

東京の私立大学医学部は東京会場でしか受験することができない大学が多いですので、第一志望校が地元であったとしても、併願校が東京ならば第一志望校も東京で受験したほうがよいでしょう。

詳しくは「どのような組み合わせで受験するか迷ったら」をご覧ください。

内申書は何を見られるか

内申書で一番に見られるのは、「遅刻・欠席」の欄です。医師になるには多くの勉強をしてたくさんの知識を身につけなくてはいけませんし、それは座学だけではなく、多くの実習を含みます。医師になってからも肉体的・精神的に厳しい仕事を続けていくだけの体力が必要になります。

そのようなことから、遅刻・欠席が多いと良い印象は持たれません。推薦入学試験やAO入学試験であればそれだけで相当のマイナスとなりますので注意しましょう。

人物については高校がよほどのことを書かない限り問題ありません。通常は担任の先生がオブラートに包んだ書き方をしてくれているものですし、この部分を確認するのが面接試験です。そこで問題がなければ大丈夫です。

また、一般入学試験では評定平均値はあまり気にしていないはずです。内申点が2.5で正規合格を果たした受験生もいました。

志望理由書が書けない

毎年、志望理由書の書き方を指導していますが、志望理由書が書けない受験生はかなり多くいます。

これは文章を書きなれていない事に加えて、志望理由書には本心とは全く関係ない、大学に迎合した内容にしなくてはいけないという思い込みのためです。

志望理由書は書き方がありますので、ポイントさえ抑えればきちんと書くことができます。また、志望理由は人それぞれなのが当たり前ですから、自分自身の意見をしっかりと持ちましょう。

面接で何を聞かれるか

面接時間は大学によってまちまちですが、どの大学でも重視しているのが志望理由と受験生の受け答えの仕方です。

志望理由は医師志望理由と大学志望理由の両方を聞かれますが、自分の将来像をしっかりと提示し、そのためにはその大学に入ることが必要だという事をアピールすることができれば大丈夫です。

受け答えには、特別な方法があるわけではありません。普通であることが大切です。目を見て、しっかりと受け答えをするということが大切です。

詳しくは「面接試験の問題と対策の仕方」をご覧ください。

部活はやっていないといけないのか

体育会系の部活に入っていると一定の評価があるようですが、必ずしも必要とは限りません。

実際、推薦入学試験で合格した学生で、部活をやっているかとの問いに「やっていない」と答えた例がありますし、ある大学に特待合格した学生も部活には所属していませんでした。

詳しくは「面接試験の問題と対策の仕方」をご覧ください。

オープンキャンパスには参加するべきか

AO・推薦入学試験を受験するのであれば絶対に参加するべきです。一般入学試験であれば時間があれば参加するようにしましょう。

推薦入学試験は、その大学を専願で受験するわけです。大学側としてもこの大学で学び、医師として一生付き合っていく人を選ぶわけですから、その大学で学ぶことに特別の熱意をもって受験する学生を選ぶのは当然です。AO入学試験でも同様です。

オープンキャンパスにすら参加していないのでは、その大学に対して特別の熱意があるわけではないと思われても無理はありません。

各地で開催される説明会には参加するべきか

できるだけ参加するようにしましょう。受験校すべてのオープンキャンパスに参加するのは不可能ですが、説明会であれば一度にたくさんの大学の話を聞くことができます。

入試担当者からその大学の雰囲気を聞くこともできますし、その内容を面接での話題にすることもできます。

決して無駄にはなりませんので、一度足を運ぶことをお勧めします。

 

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