大学紹介

「患者から学び、患者に還元する教育・研究・医療」

愛媛大学医学部は1973年に新設医学部の第一号として開設された。開設以来の理念である「患者から学び、患者に還元する教育・研究・医療」のもと、全人的な視点から最善を尽くす優れた能力をもった医療人の育成に努めている。卒業生の半数程度が愛媛県内に残り、医学・医療のリーダーとして地元の医療を支えている。

自己研鑽への自覚を促すことを目的として、学生主体の問題解決型教育を実践しているほか、教員に対してもFD（Faculty Development）活動を実施し教育の質向上を図っている。県内各地にサテライトセンターを設置し、地域のニーズに応じた医療を行うことで愛媛県の地域医療に貢献すると同時に、学生が地域の現状を学ぶ実習の場ともなっている。研究面では、「プロテオサイエンスセンター」での感染症・がん・生活習慣病などに関する先端研究や「先端医療創成センター」での基礎技術と先端医療の橋渡し研究などが展開されている。