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東北医科薬科大学 生物 過去問解析

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分析表

分野 2017 2016 2015
生命現象と物質 生体物質と細胞
生物の体内環境の維持
呼吸
光合成
窒素同化
遺伝情報とその発現
バイオテクノロジー
生殖と発生 有性生殖と染色体の分配
動物の配偶子形成と受精
動物の初期発生と形態形成
植物の配偶子形成と器官の分化
生物の環境応答 刺激の受容と反応
動物の反応と行動
植物の環境応答
生態と環境 生物群集
生態系の物質生産
生態系と生物多様性
生物の進化と系統 生物の起源と生物の変遷
生物の進化とそのしくみ
生物の系統

傾向

小問数は次のとおりである。

2017 2016 2015
小問数 31 18
解答平均時間 2分56秒 3分20秒 分 秒

過去2年間をみると出題数は小問で18~31問で、ばらつきがある。試験時間は理科2科目で120分。

出題分野は分析表にあるように、「生命現象と物質」、「生殖と発生」が大半を占めており、偏りが見られる。中でも「呼吸」、「遺伝情報とその発現」は2年連続で出題されている。中には高校生物の範囲を逸脱した設問もあった。

2017年はミトコンドリアと代謝、原核生物の遺伝子発現、制限酵素による認識配列、免疫のはたらき、PCR法など、2016年は呼吸の代謝経路、生殖のしくみ、出芽酵母の培養に関する実験についてそれぞれ問われた。

難易度は、標準~やや難である。

対策

①ミトコンドリア病は難治疾患とかかわりが深く、医学部受験ではミトコンドリアの知識は必須である。脂肪とタンパク質の代謝も合わせて理解しておこう。他大学の類題を解いて理解を深めておきたい。

②遺伝子発現は、ラクトースオペロン、トリプトファンオペロンおよび真核生物の転写調節のしくみは正確に理解し覚えておくことが必要である。

③バイオテクノロジーは制限酵素による、認識配列切断パターンに習熟しておこう。受験生の多くが不得手とする分野であるが、類題演習で確実に得点できるようにしたい。

④恒常性については、免疫のはたらきは用語と実験系も含めて理解、暗記は必須である。

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