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帝京大学 生物 過去問解析

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分析表

分野 2017 2016 2015
生命現象と物質 生体物質と細胞
生物の体内環境の維持
呼吸
光合成
窒素同化
遺伝情報とその発現
バイオテクノロジー
生殖と発生 有性生殖と染色体の分配
動物の配偶子形成と受精
動物の初期発生と形態形成
植物の配偶子形成と器官の分化
生物の環境応答 刺激の受容と反応
動物の反応と行動
植物の環境応答
生態と環境 生物群集
生態系の物質生産
生態系と生物多様性
生物の進化と系統 生物の起源と生物の変遷
生物の進化とそのしくみ
生物の系統

傾向

小問数は次のとおりである。

2017 2016 2015
小問数 ①26 ②25 ①36 ②32 33
解答平均時間 2分18~24秒 1分40~52秒 1分49秒

*表中の小問数に示した①は生物①、②は生物②である

過去3年間をみると出題数は小問で25~36問である。年度によって小問数にばらつきがある。試験時間は理科2科目で120分。出題分野は分析表にあるように、「生物の体内環境の維持」、「遺伝情報とその発現」は毎年出題されている。

2017年は遺伝子とその発現、光と音の受容、被子植物の重複受精、原始生命の神経、免疫のはたらき、血液型とハーディーワインベルグの法則など、2016年は免疫のはたらき、好気呼吸と嫌気呼吸、PCR法と電気泳動法、ヒトの進化、血管系など、2015年は細胞小器官、遺伝子と形質、肝臓と腎臓のはたらき、環境問題と生態系、生物の系統などについてそれぞれ出題された。

難易度は、標準である。

対策

①遺伝子と発現、バイオテクノロジーは、基本的な知識をしっかり演習し、教科書および資料集を活用し、標準的な問題演習で高得点につなげたい。

②刺激の受容と反応は、視覚と聴覚が中心である。桿体細胞と錐体細胞についてそれぞれの特徴と相違点などを明確にしておきたい。また聴覚が生じるしくみも必ず覚えておくこと。これも教科書と併せて類題演習を行えば確実に得点できる。

③呼吸も解糖系、クエン酸回路、電子伝達系、発酵の各ステ―ジの特徴の理解は必須。

④被子植物の重複受精は、遺伝子の比率の出し方にも習熟しておこう。

⑤免疫、興奮の伝導と伝達のしくみは、教科書と資料集でしっかり演習しておきたい。

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