昭和大学 生物 過去問解析
分析表
分野 | 2017 | 2016 | 2015 | |
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生命現象と物質 | 生体物質と細胞 | ○ | ○ | |
生物の体内環境の維持 | ○ | ○ | ||
呼吸 | ||||
光合成 | ||||
窒素同化 | ||||
遺伝情報とその発現 | ○ | ○ | ○ | |
バイオテクノロジー | ||||
生殖と発生 | 有性生殖と染色体の分配 | ○ | ||
動物の配偶子形成と受精 | ||||
動物の初期発生と形態形成 | ||||
植物の配偶子形成と器官の分化 | ||||
生物の環境応答 | 刺激の受容と反応 | |||
動物の反応と行動 | ||||
植物の環境応答 | ○ | ○ | ||
生態と環境 | 生物群集 | ○ | ||
生態系の物質生産 | ||||
生態系と生物多様性 | ||||
生物の進化と系統 | 生物の起源と生物の変遷 | ○ | ||
生物の進化とそのしくみ | ||||
生物の系統 |
傾向
小問数は次のとおりである。
2017 | 2016 | 2015 | |
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小問数 | 28 | 28 | 31 |
解答平均時間 | 2分30秒 | 2分30秒 | 2分15秒 |
過去3年間をみると出題数は小問で28~31問である。試験時間は理科2科目で140分。
出題分野は分析表にあるように、「生命現象と物質」からの出題が多い。中でも「遺伝情報とその発現」は毎年出題されている。2017年はタンパク質の構造やはたらき、プリオン病について、気孔の開口について、生体膜の性質、メンデル遺伝など、2016年は免疫と抵抗性、鎌状赤血球貧血症、生物の起源と生物の変遷、心臓の構造など、2015年は植物ホルモン、RNA干渉、免疫、バイオームなどについてそれぞれ出題された。
難易度は、標準~やや難である。
対策
①生体物質と細胞は、教科書、資料集双方を活用して対策を講じよう。記述は、思考力を要する設問対策が有効。生命現象に関する知識はもとより、問題文に沿って求められている内容を正確に把握する必要がある。
②植物の環境応答は教科書と資料集を併用し、確実に演習しておきたい。
③遺伝情報とその発現は、原核生物、真核生物の転写調節の理解は必須である。伴性遺伝、連鎖も合わせて、問題演習を通して対策を講じよう。
④生態系と環境は、バイオーム、暖かさ指数を正確に理解しておきたい。