大学紹介

自由な学風と先見性を受け継ぎ、21世紀をリードするスペシャリストを育成

大阪大学の起源は緒方洪庵が1838年に大阪に開いた「適塾」にあり、日本全国から集まった門人が蘭学・医学を学び、その後の日本の近代化に貢献していった。医学部は国内初の官立病院として1869年に設立された大阪仮病院からの歴史を有し、適塾の自由な学風と未来を見通す先見性を受け継ぎ、医学では世界をリードする医学・医療のスペシャリストの育成を目指している。

修士課程では医療の進歩に対応し、ゲノム医療や医工連携、臨床データ研究などのさまざまなプログラムを設置してしいる。たグローバルな視野を持つ人材の育成を推進している。また、こうした新しい医療に携わる医師として患者の心や医療の倫理について学ぶことを医学教育の最重要課題の一つに定めており、国立大学としては初めて「医の倫理学」講座を開設した。遺伝子医療や再生医療、ロボット医療などの21世紀の医療を支える医師・研究者が数多く誕生することが期待されている。