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合格体験記 名古屋大学医学部医学科5年 M・Hさん②

4.高校3年生 二学期

 センターに近づくと学校でもセンターの予想問題や過去問を授業でするようになりました。そのため私は学校ではセンターの勉強、放課後は二次試験の勉強をしていました。

数学

数ⅠAⅡBは理系数学のプラチカを毎日解き入試標準レベルの問題を始めました。数ⅢCはまずはチャートで復習し、その後プラチカに移りました。それ以外では学校の先生に添削指導を行っていただきました。自分では気づかないような別解や細かい記述の書き方を見ていただけてとてもよかったです。

物理・化学

重要問題集は1周目を終え、2周目に入りました。二度目で解けなかった問題には印をつけていきました。大学にもよりますが、名古屋大学のような比較的標準的な問題が出題される大学を受ける場合は、同じ問題集を何度も解くことが一番効率がいいと感じたからです。

国語・英語

国語と英語は新しい問題をどんどん解いていき、抜けている単語や文法はその都度復習しました。

5.高校3年生 冬休み〜センター試験

 冬休みに入ると完全にセンター一本に切り替えました。やる問題がなくならないように夏休みからいろんな会社のマーク模試の過去問題集やセンター予想問題集を買い集めていました。河合塾、駿台、Z会などなど…。毎日何科目するかは人それぞれですが、自分がしっかり復習できる量をするといいと思います。私は間違えた箇所にふせんを貼ったり、メモを書いたりしてセンター直前に復習しやすいようにしていました。あとは、友達と一緒にセンター予想問題パック(全科目が1回分入っているもの)を時間を測ってやるのも緊張感があってよかったです。

 センター試験当日はとても緊張するので、普段の模試からルーティンをつくるようにしていました。一番大事なことは、どの順番に問題を解くのかを決めることです。試験当日緊張していても、いつもと同じように解くことで落ち着くことができますし、時間が足りなくなることも防げます。また周りの環境に惑わされないようにiPodで音楽を聴いたり、いつも同じものをお昼ご飯に食べたりしていました。

6.センター試験〜前期試験

 センター試験が終わるとついに大学の出願が始まります。意外と締め切りまで時間があるので、じっくり先生や家族と相談できます。しかし、二次試験の勉強はすぐに始めましょう。

数学

赤本と名大オープン模試の過去問を中心に解き、添削してもらいました。また、名大で出題されやすい範囲の問題を先生が他大学から引っ張ってきてくださりそちらも解きました。どの大学もその年の赤本だけでは足りないと思うので、他大学の過去問やさらに古い赤本をAmazonなどで入手してたくさん問題を解くといいと思います。

物理・化学

赤本を解いて弱点を見つけたら、重要問題集でその範囲だけ解き補強するようにしていました。やはり反復練習が大事だと思います。また、名大は物理・化学合わせて150分だったので、2教科解く練習もしました。

英語

同じく赤本を解いていましたが、この時期特に力を入れていたのが、英文解釈と英作文の精度を上げることです。得意科目だったので、一点でも多く稼ぐために細かいところまで見落としがないようにしたかったからです。名大オープンの過去問題集には細かい採点基準が解答に記載されていたので、参考にしました。

国語

国語も赤本を解いて先生に添削していただいてました。

7.前期試験

 前期試験で最も大変だったことは、試験が二日間に渡ってあることでした。1日目の数学がとても難化していて、まったく上手くいきませんでした。そこから2日目へ気持ちを取り戻すのが難しかったです。とにかく二日目を全力でやらない限りチャンスはないと言い聞かせて頑張りました。そこで諦めずに頑張ったことで、合格することができたと思います。いつもよりできなかったからといっても、他の受けている人も同じようにできなかったはずです。自分が積み重ねてきたことを信じて、当日頑張ってください。

 

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