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ハイレベル理系 数学 I・A,II・B,III
ハイレベル文系 理系 数学 I・A,II・B

書名ハイレベル理系 数学 I・A,II・B,III
ハイレベル文系 理系 数学 I・A,II・B
出版社マセマ出版
種類問題集・講義調
著者馬場敬之・高杉豊・久池井茂
難易度理系:入試標準問題~入試発展問題
文系:入試基本問題~入試標準問題+α
書評 入試の標準問題から発展問題を扱った問題集。演習効果の高い問題に絞って選ばれている。
「頻出レベル数学」と同様に、理系と文理系でセットと考える方が良い。
東大・京大のような難関大学を受験するための導入書として適している。他の本からつなぐのなら、「1対1対応の数学」や「標準問題精講」程度ができてからでいいだろう。
ただ、本書も頻出レベル数学と同じ欠点がある。即ち、網羅性がない、問題数が少ない、ただ、このレベルまで進んできた人は、それまでの問題演習で様々なパターンを知っているはずなので、ここでことさら網羅性に注意を払う必要もないだろう。問題数の不足については、この問題集を終わらせた後、志望校の過去問演習を通じて補えばよい。
東大や京大など有名大学は、単元別に分けた演習書や25年とか15年分の過去問をまとめたものが出版されているので、それらを利用すると良いだろう。
本書を含め、レベルの高い講義集を使って演習するときに気を付けなくてはいけないのは、絶対にすぐに解説を見てはいけないという事だ。自分の知っているすべての知識を使って問題に取り組み、これ以上考えられないというところまで考えてから解説を見なくてはいけない。解説が詳しいため、自分で解く力が身につかないからだ。
このレベルの問題に取り組むときは、インプットではなくてアウトプットを重視しなくてはいけない。
 

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