近畿大学 推薦入試 数学
2011年度
I 平面図形
穴埋め式の問題。流れは書かれているので、それに乗っかれば全部解けると思う。
II 確率
(3)が一瞬戸惑ったが、(1)でS+Tを計算した時になんでこんなのを計算させられるんだろうと思っていたので、そこに目をつけていたら解けると思う。S+Tの計算はちょっと難しい。残りは基本的な事なので、全て解きたい。
III 指数対数
とても基本的な内容。問題自体は簡単なので、解答を丁寧に書いて減点の無いようにしたい。
全体
IIがI IIIに比べたら少し厄介かもしれない。I IIIはしっかり満点近くを狙っていって、IIであとどれだけ稼げるかなっていう所だと思う。IIで満点とは言わなくても6割くらい、I IIIは合わせて8~9割取って合格点に持っていく感じだと思う。
2010年度
I 確率
問題設定としては一瞬ちょっと捻ってあって面白い問題かと思ったけれど、問題分を読み解いていったら凄く単純だった。これは全部解きたい。
II 平面図形
(1)は図を書くと一瞬。赤本の解答のような計算は必要なのかなと思う。別解として、β-αを図から三辺が√3、√3、2の二等辺三角形の頂角と考えると、cos(β-α)の値は余弦定理により出せる。残りも計算は面倒くさいけど難しくはないと思う。
III 積分、関数
(1)は赤本みたいに絶対値そのままで計算して最後に場合分けしても、最初に場合分けしてもいいかなぁ。自分は忘れたりミスがあると嫌だからいつも最初に場合分けをして絶対値は外してしまう。(5)は少し難しいというか複雑かなと思う。ここで混乱する人は多いだろうから、ここがとれたら他の受験生より頭一つ出れると思う。
全体
Iはいつも穴埋めなんだけれど、やっぱりここは解答で減点を喰らう事は無いし道筋は書かれてるしって事で、ミス無く満点は狙いたい。II IIIのどちらかは途中で精根尽きはてる人が多い気がするけど、合格点に達するなら二つ合わせて6~7割くらいは取りたいかな。2011年度よりは難しいと思う。
2009年度
I 漸化式
本来ならば自分で特性方程式を解いて計算していく所を、ご丁寧に数列の置き方まで指定してくれている。最終的にもanとSn求めるだけだし、絶対に満点は取らなきゃいけない問題。だからいかに早く解くかが勝負だと思う。例えば自分で解かずに折角書いてくれた物を利用して、a3だけ計算してするとb1、b2、c1、c2が計算できて漸化式を変形しなくてもアとウは出せる、とか。
II 関数
見た目難しそうだけど、中身は全然たいした事なかった。(3)は赤本の解答の式④から左辺をf(t)とおいてf(t)=0が1≦t≦4で異なる二つの解を持つ、とやってもいいかも。f(4)=2だし、あとf(1)≧0とD>0で解ける。
III 積分
(1)は絶対取りたいな。(2)も(1)を使えば簡単に解ける。(1)は当たり前の事実だけど、もしいきなり(2)を出されたら困惑すると思う。どれも難しくはないので、しっかり取りたい。
全体
とりあえずIは絶対に満点を取りたい。残りも難しい問題は無いので、大きなミスしたり焦ったりせず取り組めば合格点は十分に狙えると思う。
2008年度
I 三角関数
(1)は加法定理を使う。(2)(3)は何も言わず和積の公式を要求される辺り例年に比べ少し難しいかもしれない。後ろもこれが解けないと厳しいし。
II ベクトル
ちゃんと図形を書いていけば、あとは結構単純。(3)は係数の和が1になる法則を使う方がいいかな。(4)は図をちゃんと書けば一瞬。この問題は全部取りたい。
III 関数
きちんと図を書いていけば解けるが、(3)が結構複雑で難しいと思う。
全体
例年ならば割と簡単で取り問のIが少し難しかったような気がする。足場が崩れたような感じがして焦った受験生もいるんじゃないかなぁ。II IIIは簡単とは言わないけど無理な式変形とかを求められるわけではないので、Iで焦らずII IIIでしっかり取っていきたい。
2007年度
I 三角関数
計算が面倒くさいが、内容はとても単純。例年通りしっかり満点を狙いたい問題である。
II 積分
ちょっと計算が大変で答えも複雑な値になるが、決して難しくないので少なくとも(2)まではきっちり解答したい問題である。本当は(3)も解いて完答して欲しい。
III ベクトル
赤本のようにやると煩雑になるが、外積ベクトルを使うと結構すっきり解ける。ただこの知識自体ハイレベルだと思うので、赤本の通り順番にやっていった方がいいかも・・・。その場合も結構誘導をつけてくれているので、それに乗っかっていけば解く事はできると思う。
全体
やっぱりIは取り問だと思う。II IIIを両方とも完答するのは簡単ではないと思うので、まぁどちらかは7割くらい、もう片方はほとんど満点といった感じで合格点を狙いに行くかな。